さて、続いては7組のネタを一気に見て頂きましょう。



torota > (ざわざわ・・・)












前田:どうしよう・・・
安正:少なくとも俺らのせいではないだろ
前田:いや、わかんないよ。元々僕らがそういう特性を持ってたのかもしれない
安正:じゃあなんで今までこういうことがおこらなかったんだ
前田:そうか・・・
安正:なんで便座カバーが急にイグアナになってるんだ・・・
前田:でも可愛い
安正:和んでる場合か
前田:だって好きなんだもん、爬虫類
安正:まぁ、前からそういう傾向だったけどなぁ
前田:とりあえず状況整理しよっか
安正:ああ
前田:トイレットペーパーが切れたので僕らはトイレにきた
安正:うん
前田:で、一番奥の洋式便所の個室に入ったら便座カバーがイグアナに進化した
安正:進化なのか?
前田:進化だよ、だって毛が抜けたんだよ?
安正:・・・進化っぽいな
前田:でしょ?
安正:整理するまでもなかったな
前田:しょうがないよ現実を受け止めよう
安正:でもこれからどうするんだ、これから洋式便所使う人は皆イグアナ踏むことになるんだぞ?
前田:それは可愛そうだ、なんだか貼りついてて離れそうにないし
安正:トイレットペーパーからキウイの香りがするとか騒いでる場合じゃなかったな
前田:とりあえずどれにする?
安正:どれといわれてもまだ選択肢を与えられていない
前田:そうだった。1.イグアナをどうにかして引き離す
安正:そのうち勝手に離れるとは思うけどなぁ
前田:2.便座カバーをみつける
安正:それもそうだ、イグアナがいなくなったらカバーなくなるし
前田:3.原因を究明する
安正:またイグアナになったら困るもんな
前田:4.トイレットペーパーを取り替える
安正:ああ、本来の目的見失ってた
前田:5.個室から脱出する
安正:え・・・わ、ドアノブいつのまにか無くなってる
前田:ドアノブもイグアナになればよかったのになぁ
安正:何の話だ
前田:あ、イグアナをドアノブにすればいいんだ
安正:無理だよ。それにひねったらかわいそうだと思わないか?
前田:ひねるんじゃないよ、回すんだよ
安正:こんな状況で変なこだわり入れなくていいよ
前田:じゃあ上から解決していこうか
安正:勝手だなぁ
前田:何かポケット入ってない?
安正:えーと・・・ハンカチとティッシュしかない
前田:僕もハンカチとティッシュとみたらし醤油くらいしかない
安正:なんでみたらし醤油常備してんだ?
前田:飲めるもん
安正:・・・飲めるかぁ
前田:のめるよ
安正:飲めるにしろ飲めないにしろそれで解決できるとは思えない
前田:あ、なんだか物凄くイグアナがみたらし醤油の方向いてる
安正:それを外に投げてみろ
前田:えい
安正:わー、イグアナがきれいな放物線を描いて投げられたみたらし醤油の方向へ
前田:はい、一個目解決
安正:イグアナって和菓子好きなのか?
前田:らしいよ
安正:ああ、そう
前田:ところで
安正:なんだ?
前田:二人きりだね
安正:気持ち悪いこというな。そういうのは異性同士が教室等で二人きりになった場合言うセリフだ
前田:だって前からちょっと好きだったんだもん
安正:こんなところで告白されても
前田:着てるユニフォームが爬虫類っぽくて可愛かったんだもん
安正:緑色ってことか?
前田:さて次行こう
安正:便座カバーか・・・この外出れない状況だとどうにもなりそうにないけどな
前田:内ポケットとか何かない?
安正:内ポケットあんまり使わないんだけどなぁ
前田:まぁだめもとで見てみようよ
安正:・・・わ、急に便座カバーがでてきた
前田:わぁ、爬虫類っぽい
安正:なんか緑色だけど。なんか胸のところがモファッとして気持ち悪い
前田:まぁこれで2個目も解決だね
安正:なんか変なところから解決してるなぁ
前田:で、原因解明する?
安正:またイグアナでてきたらやだけど解決できそうにないなぁ
前田:じゃあこれドローだから一応負けはなしか
安正:ん、なんか勝負してたっけ?
前田:5つのうちどれだけ解決できるか
安正:・・・お前5つ中2つ解決したみたいなことなってるから、わぁ勝ち無くなった
前田:わーい
安正:というか勝ったら何かあるのか?
前田:なんか好きなことさせて
安正:23行前と照らし合わせると物凄い寒気が
前田:次四つ目
安正:(言い終わらぬうちに早業でトイレットペーパーをとりつける)
前田:あー、ずるいー
安正:後は脱出か
前田:・・・出たいよね?
安正:そりゃそうだ
前田:もし出たとしてももう下校時間で門しまってるよ
安正:あ、そうなのか?でも他に出る場所が
前田:無理だよ。ここ警備かなり頑丈なんだ。下校時間になると職員専用玄関以外完全にシャットアウトされる
安正:・・・トイレだけでなく学校からも閉じ込められたのか
前田:それに今日は会議も終わって先生たちももう帰ってるはずだ
安正:え・・・ってことは
前田:二人きりだね
安正:お前まさかこれ見越して
前田:そうだよ。38行前の時から気づいてると思ったんだけどなぁ
安正:もしかしてイグアナとドアノブも
前田:うん、特性。ちゃんと特性持ってるかもしれないっていったよ?
安正:・・・出せ
前田:やだね。出したら僕の勝ちになるから出しても意味無いよ
(突然真っ暗になる)
安正:わ、なんだ何にも見えない・・・ちょっどこ触っ・・・


イグアナ:わぁ、みたらし醤油飲み干したからもどってみたらなんだか物凄くベーコンレタスなことに。よぉし、次の同人誌のネタにしようっと













??:貴様の願いは2つ叶えられた。

下川:・・・。

??:さぁ、残るは後1つだ。さぁ、願いを言え。

下川:あの、ちょっと整理してもいい?

??:願いを言わないと戻ってしまうぞ。

下川:わかったわかった、簡潔にいうけど・・・誰?

魔人:ウォシュレットの魔人だ。さぁ、早く願いを。

下川:あー、もう納得できない。確かに「強」「弱」「魔人」で魔人を押したのは僕だけどさ。本当に出てくるとは。

魔人:さぁ、早く残り1つの願いを。さもないとウォシュレットの強さを「アフリカゾウ」にするぞ。

下川:やめてくれよ!水圧強そうだし!大体、残り1つって言ってるけど、2つ言った覚えないぞ。

魔人:「あーあ、金欲しいなぁ」「巨人から中日に行った川相ってどうしてるんだろ」だ。
   さぁ、早く残り1つを。

下川:確かにさっき呟いたけれども!あと、最後のは願いじゃないし、どうやって叶えるんだよ!

魔人:お前の頭から「川相は中日の守備コーチ」というワードを離れなくしておいた。

下川:かなり迷惑だよ!人生においてそんなに使う機会ないだろ!

魔人:ついでに「日ハムの木元は腰を使ったいいバッティングをするが現在腰を痛めている」も離れなくしておいた。

下川:そこまでくると、全く使う機会ないよ!
   もう、2つ目はいいとして、1つ目の「金欲しい」に関してはどうにかしてくれたんだろ?

魔人:あぁ、財布に週刊現代を買えるだけの金は入れておいた。

下川:規模小さ過ぎるだろ!週刊現代をねだった覚えないし!

魔人:あれは、芸能情報とかが載っていて私の中では高評価だ。

下川:お前、愛読者かよ!そうじゃなくて、札束とかドーンとかさ。できないの?

魔人:カニカマなら。

下川:語呂は似てるけど価値は似ても似つかないよ!

魔人:さぁ、早く願いを言え。さもないとウォシュレットの起動をうまく変えて虹を作るぞ。

下川:やめろ!そんなことしたら素直に綺麗って言えないだろ!

魔人:ちなみにそれを行った瞬間私はウォシュレットに戻る。

下川:それ、願いの対象に入るのかよ!望んでも無い虹だよ!

魔人:さぁ、早く願いを。

下川:わかったよ、じゃあ、ウォシュレットの「強」をやってくれ。

魔人:神の力を超える願いは叶えられない。さぁ、新しい願いを。

下川:なんでウォシュレットの魔人がウォシュレットできないんだよ!神の力弱いな!

魔人:む、お前は神を冒涜するのか。神は私をも超える能力の持ち主だ。

下川:すごいって、どれくらいすごいんだ?

魔人:週刊現代を日刊にできる。

下川:すごいのかすごくないのかわかんないよ!
   それより、ウォシュレットの魔人なんだからウォシュレットくらいしてくれよ!

魔人:「強」はあまりにも強すぎる。お前の尻の穴をかなり綺麗にしてしまう恐れが・・・。

下川:それでいいんだよ!なんで綺麗にすることに畏怖を感じてるんだよ!

魔人:「弱」か、「インドゾウ」なら可能だ。

下川:もう「弱」しか選べないだろ!あと、どのゾウでも水圧が凄すぎるわ!

魔人:さぁ、「弱」か、「ローキック」か。選ぶんだ。

下川:尻にローキックって罰ゲームじゃないか!あー、もう弱でいいよ!

魔人:承知した。それでは願いを叶えよう。

(シャァァァァ)

下川:・・・ふう。

魔人:これで3つ目の願いは叶えられた。私の役目はこれで終わりだ。

下川:・・・やっとトイレから出られるよ。

魔人:私の力をまた借りたいときには7つの尿結石を集めるがいい・・・。

下川:7つ集める前に病院へ行くわ!

魔人:それでは帰るとしよう・・・。

(シュルルルルル)

下川:ふう、やっと帰ってくれたよ。さーて、尻を拭いてトイレから出るかなっと。

(シュルルルルル)

魔人:すまない、トイレットペーパーを貸してはくれぬか?

下川:お前ウォシュレット使えよ!













うちの弟はトイレにいることが多い。

その時は大体漫画(ジャンプなど)を持っていく。おそらく読んでいるのだろうから。

しかし、漫画を持っていくときならまだいいのだ。

うちは2ヶ月に1回程度トイレにある雑誌を捨てている。

なので、「何もないとき」がたまにある。

その時、弟が漫画を持っていかなかった場合、弟は。











トイレ上部の棚の上にある、プレイボーイ外国版を読んでいるのだ。

(H2O 「思い出がいっぱい」のサビがエンドレスで流れる。)










































































































その本の今月のプレイメイトは「ヴァネッサ・ホールシェー」













ブランコゲームの生まれてごめんなさい漫才でごめんなさい「トイレでごめんなさい」

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戲楙「はいどうもー!生まれてごめんなさい!ブランコゲームです!

鞦韆「生まれてごめんなさい!ブランコゲームです!」

戲楙「ねー。頑張っていきましょうよ!今日はどうした?」

鞦韆「やっぱり最近一つつまらない場所が家にあるよね。」

戲楙「何処?キッチン?」

鞦韆「違うわ!トイレだよ。」

戲楙「トイレねー、確かにつまらないけど、結構落ち着くよね。」

鞦韆「落ち着くところならいくらでもあるでしょうが。」

戲楙「まあそうなんだけど。」

鞦韆「だから、私たちJTはディライト宣言をします。」

戲楙「お前JTの人だったのか!?」

鞦韆「いろいろ考えてみたから聞いてよ。」

戲楙「まあ、聞くけどね。」

鞦韆「まず、トイレ+広口ボトル。」

戲楙「まずボトルって言うのがおかしいぞ!」

鞦韆「トイレの香りがよりいっそう広がります。」

戲楙「駄目じゃないか!トイレの臭いって言うのはネックだからな!」

鞦韆「じゃあ、トイレ+デザイン。」

戲楙「まあデザインにこだわるのはいいかもね。」

鞦韆「全体的にベージュ色で染めます。」

戲楙「なんか素朴な感じでいいんじゃない?」

鞦韆「そして、下水道の入り口には口の絵がかかれています。」

戲楙「センスー!汚い水を吸い込んでるみたいに見えるわ!」

鞦韆「歯の部分に尿が頻繁にかかるんです。」

戲楙「汚い!黄ばんでるみたいだよ。だめだだめだ!。」

鞦韆「じゃあトイレ+インターネット。」

戲楙「なんだよそれ!つながりが無いわ!」

鞦韆「インターネットでの注文によっておいしいアイスランドの水が送られてきます。」

戲楙「飲むものじゃないだろ!もったいないよ!」

鞦韆「じゃあトイレ+日本。」

戲楙「それは和式トイレだろ!」

鞦韆「じゃあトイレ+お祭り。」

戲楙「もっと真面目に考えたらどうなんだ!」

鞦韆「トイレのおみこしわっしょいわっしょい!」

戲楙「水がかかるだろうが!スプラッシュマウンテンか!」

鞦韆「トイレの売店とかあってね。便器は勿論、たわしにウォシュレット。」

戲楙「食べ歩きは無いのか!食べ歩きがお祭りの醍醐味でもあるだろうが!」

鞦韆「たべあるきは無いけど、ウォシュレットの射的とかはあるよ。」

戲楙「商品もらっても嬉しくないわ!」

鞦韆「便座で輪投げとかね。」

戲楙「重い!そしてなんかヤダ!」

鞦韆「トイレットペーパーすくいとかね。」

戲楙「すくえるか!そんなもん!

   もう全然駄目じゃねえか!」

鞦韆「おれはトイレが好きでたまらないんだよ…」

戲楙「何言ってるんだ!」

鞦韆「だから愛してやまないトイレのために歌を作ってきました。聞いてください。」

戲楙「いや、歌うのかよ!」

鞦韆「YO!YO!YO!YO!」

戲楙「おーラップね。」

鞦韆「愛してやまない俺の便器!聞いてくれよ俺の伝記!」

戲楙「聞いてやろう。」

鞦韆「今日も排泄受け止めYO!受け止めすぎて拒否反応!」

戲楙「トイレが拒否反応出すか!トイレは最後までやりきるさ。」

鞦韆「お前のトイレはヴィジュアル系!」

戲楙「どんなトイレだよ!」

鞦韆「俺のトイレはけもの系!」

戲楙「ドラクエか!」

鞦韆「YO!Hey!チェケラ!あっ!Go!Come on!

   チェケラ!チェチェチェケラ!ポリンキー!

   Yo!Hey!Don't stop dancing!」

戲楙「のって来たな。」

鞦韆「RAPな単語並べただけ!」

戲楙「何してるんだよ!トイレはどうした!」

鞦韆「急げトイレにゴーイング!

   既にパンツがウェッティング!」

戲楙「かっこ悪い。」

鞦韆「着いたよドアをオープン!

   オカンがしてたよステイング!」

戲楙「良くある光景だ!」

鞦韆「トイレの愛情伝わったかい?」

戲楙「そんなの全然伝わらない!」

鞦韆「伝わらなくてもいいんだい!

   愛なんてものは形はない!

   今日も便器に…愛。」

戲楙「気持ち悪いわ!結果どうなったんだよ!」

鞦韆「トイレ崩壊!」

戲楙「はっははははは…」

二人「どうもすみませんでした。」













仁川:はいどうもー。
小倉:『森熊作戦』!!ということで我々森の熊さんというコンビで頑張っているんですけれども。
仁川:どんだけ無謀な作戦なんですか。勇気と無謀は別物です。と、言うか兎にも角にも打ち合わせも無しにそういう発言は控えてください。
小倉:漫才を始めたい訳なんですけども。まず我々の事なんて誰も知るはずが無いじゃないですか。
仁川:確かに誰も知らないかもしれませんけど、スタンスが卑屈すぎませんか?
小倉:そういうわけでまず自己紹介させて頂きますね。僕の名前が小倉リズムで、隣で猛り狂う激流と糞便を飲み込んでいるのが仁川吾朗さんです。
仁川:水洗ですか私は。
小倉:・・・和式だったんですか?
仁川:それ以前にトイレではないという事です。
小倉:・・・・・・・・・?
仁川:もしやして。見えてたんですか、トイレに、私が。
小倉:いや、・・・もうずっとトイレとコンビ組んでるつもりでしたけど。
仁川:あなたはもう死ぬべきです。えぇ、生きていてはいけません。
小倉:そうですか。それは置いといて、最近トイレトイレと世間では騒がれておりますけれども、すっかり冬ですよね。
仁川:いや、もっと重大なことで騒いでると思います。
小倉:ただ一つだけ分からないことがあるんですよ。
仁川:どうしたんですか?私はこの時点ですべてが分からないんですが。
小倉:トイレ、・・・って何なんですかね。
仁川:あなたの親はどういう教育をしていたんですか。
小倉:いや!確かに最近皆さんトイレトイレと騒いでいることは分かります!しかし、私には若者の熱狂しているトイレというものの存在が理解出来ない!
仁川:あなたは一体どこの世界に住んでるんですか?
小倉:トイレが武道館を満員に、トイレが小学生を拉致監禁、長野で大トイレ大会開催、トイレの余波で株価急落・・・あああああっ!!
仁川:ああああじゃないですよ。大体、あなたの言を理解しようとしても、プラスイメージとマイナスイメージがごっちゃになっててどんなものかすら想像できません。
小倉:トイレ・・・トイレ・・・トイレ・・・私の生活はトイレで支配されてしまうんじゃないでしょうか・・・!?
仁川:下痢ですか、あなたは。
小倉:そ、そ、そうだ!仁川さん、いやトイレ!
仁川:汚穢に言い直さないでください。
小倉:トイレを、トイレを好きにさせてください!
仁川:・・・・・・あなたは一体何者なんですか。
小倉:こんなトイレが全ての世の中、トイレを好きにでもならないと生きていけません!
仁川:そうですか、大変ですね。
小倉:トイレの・・・トイレの良い所を挙げていって下さい!
仁川:そうですか・・・。例えば落ちつきますよね。
小倉:え。落ち着くんですか、トイレ。
仁川:えぇ。私は一日13時間ほどいますからね。落ち着きますし。
小倉:そう・・・ですかね?僕がトイレに行くと暴れる豚とか、吊り下げられる豚とか、豚の霊とかが僕に目でSOSを送ってくるのでそれどころじゃないんですよ。
仁川:確かにそれは落ち着けませんよね。と、いうか私はそこはトイレでなく屠殺場だと思うんですけど。
小倉:僕、あんまり霊感無いんですけどね・・・。
仁川:じゃあ幻覚でも見てたんじゃないですか?私には最初からあなたがトリップしてる様にしか見えないですよ。
小倉:とにかく、トイレは落ち着きません。他のを教えてください。
仁川:あとですか。あとは・・・・・・もう無いですね。
小倉:無いのかーい!
仁川:無いですね。トイレ、そこまで素敵じゃないですし。
小倉:じゃ、じゃあ何で若者がハマるんですかっ!?
仁川:いや、それ以前に本当にハマってるんですか?ただの食中毒蔓延とかじゃないんですか?
小倉:違います!若者がトイレに参拝し、若者がトイレに献金し、若者がトイレに巡礼する社会ですよ!?ハマってるに決まってるじゃないですか!
仁川:完全に騙されて泥沼の様なハマり方じゃないですか・・・!
小倉:ま。その泥も糞便なんですけどね。なんでやねーん!
仁川:汚言は止めてください。一人ツッコミも醜悪です。
小倉:ああ!もう・・・もう・・・!!
仁川:どうしたんですか?
小倉:もう・・・こんな、こんな糞便のように穢れた社会はまっぴらだー!!
仁川:どうしたんですか?完全に5歳の下ネタノンストップ状態みたいですけど。
小倉:道を歩けば両脇にトイレ!レストランに入っても宙を舞うトイレ!疲れてるなと感じて旅行に行けば、目の前に広がる広大なトイレ!
仁川:小倉さん・・・?
小倉:寝ても覚めてもトイレトイレトイレ!朝トイレ昼トイレ夕方トイレ!夜中は中から聞こえる動物の鳴き声が怖くて行けません!
仁川:完全に豚の霊にやられちゃってるじゃないですか。
小倉:トイレが!トイレが!!トイレが!!!トイレが!!!!僕が僕でなくなってしまうトイレが!!!
仁川:あ、あの・・・もう、止め・・・小倉さん!?
小倉:俺の現実はどこなんだよ!?僕も社会に適合しなければいけないのか!?こんなシッコ臭ぇ社会に!?
   憎い・・・!憎い憎い憎い!!トイレが憎い!トイレが憎い!トイレが憎い!てゆーか豚が怖い!
仁川:結局はそこに行き着くんですか。
小倉:憎い!にクい!ニクい!とイレガ、憎イ!ニクイ憎いニくイ憎イ憎ククククキキキ・・・!!!!
仁川:小倉さん!?小倉さん!?どうしたんですか!?
小倉:この・・・この・・・、このトイレ野郎ーーー!!!
仁川:え!?う、うわーー!?

(暗転)















鳴り響く水の音。
舞台の上に、仁川だけが立っている。

仁川:・・・はあ・・・。

小倉はいない。

仁川:・・・・・・私、やっぱり水洗だったんだ・・・。













一:こんばんは、いちのへはちのへです。

八:お互い子供を生む機械として頑張ってるんですけどね。
  実はわたし、便器に興味があるのよ。

一:うわぁ、何と言ったらいいのかしら。
  ・・・ねぇ、便器のどこがいいの?

八:え? だってほら、便器って、わたしの彼氏とソックリじゃない。

一:・・・・・・ん?

八:あ、そっかー!まだアナタに彼氏が出来たって言ってなかったわね!ゴメンゴメン!

一:いや、そこじゃなくて!
  「何で便器とアンタの彼氏が似ているのか」が聞きたいんだけど。

八:あ、なるほどね。
  まず、便器って滑らかな弧を描いてるじゃない。

一:うん、普通はそうよね。
  
八:するとどうでしょう。便器の輪郭と彼氏の輪郭が、瓜二つではありませんか!

一:決定打出すの早すぎるよ!
  普通の人間の輪郭なら、誰もがああいう曲線を描いてると思うんだけど。

八:そうかしら?
  ・・・あ、あと、便座というのは温度調整が出来るじゃない。

一:まあ、そういう機能が付いてるからね。

八:私の彼氏だって、ナイフで刺したら生暖かくなるし、息を引き取ったら冷たくなるからね?

一:それは調整とは言わないよ!

八:ソックリでしょう?私の彼氏に。

一:だから決め付けるのは早いって!全然こっちに伝わってこないよ?

八:本当!?うーん・・・それは困ったわねぇ・・・。
  あ、そうだ!うちの彼氏って、トイレットペーパーを巻き取るの早いわよ?

一:余計関係ないよ!それただの特技じゃん!
  ねぇ、本当にアナタ、彼氏と便器が似ていると思ってるの?

八:当たり前じゃない。もう、便器を見るたびに彼氏と勘違いして興奮するからね?

一:それ病気に近いよ!

八:トイレにも近いんだけどね。

一:そんなことは聞いてないよ!

八:だからね。私、将来はトイレで出産してあげようと思ってるの。

一:何考えてるの!ちゃんと分娩室で産んであげて!

八:いいじゃない。

一:よくないわよ!そんなことしたら、赤ちゃんに一生の傷が残っちゃうよ?

八:大丈夫よ。ウォッシュレットで、ある程度流せると思うし。

一:いや、そういう物理的な問題じゃないから!もっと内面的に迫ろうよ!

八:そうかしらね。
  ・・・・・・あ、ちょっとまって!

一:え?どうしたの?

八:用事を思い出したから、今からちょっとトイレに行って来るわね。

一:はぁ!?漫才中に何言ってるの!?

八:いや、実はね。
  バレンタインデーの日に、便器にチョコレートをあげるのを忘れてたのよ。

一:なんでトイレの方にまであげるの!彼氏にだけで十分じゃないのよ。

八:何を言ってるの!日ごろからお世話になってるんだから、チョコをあげなきゃ失礼でしょ!?
  ということで、便器の中にチョコを入れに行って来ます。

一:想像したくないよ! もういい加減にして!













トイレ製作設置企業のとある一日



男A:さーて、今回我等がこのオフィスの破壊されたトイレの修繕作業を任されたわけだが。

男B:そうですよ。先輩だけならともかく、何で僕まで手伝わされてるんですか。
   しかも「破壊された」って、先輩が破壊したんじゃないですか。
   「俺がトイレの真骨頂を開拓するんだぁぁ!!!」とか喚きながら。

男A:まぁそう言うな。昔からの便所仲間じゃないか。

男B:そんな仲イヤですよ!

男A:まぁとにかく、どうせ便所ごと変えるんなら、すげー珍しいトイレにしようぜ。
   世にも奇妙な物語とか、奇跡体験アンビリバボーとかで取り上げられるような。

男B:どんだけホラーチックなトイレ作る気ですか!
   もう、普通のトイレでいいじゃないですか。

男A:それだと何かつまんねーんだよな。トイレに行くだけでワクワクするような感じのを作りたいんだよ。
   なんんつーか、『すげぇトイレ行きてぇ!!皆もトイレ行こうぜ!わっほぉーぃ!!』みたいなテンションになれるような。

男B:トイレだけでそんな高テンションになれないっすよ!

男A:なんていうかもう、トイレ作りに命を捧げてもいい。

男B:大袈裟すぎますよ!
   もういいですから、凄いの作りたいならとっとと構想練りましょうよ。

男A:『トイレに行きたくなるようなトイレ』だよな。
   うーん、どんな重装備しようか。

男B:装備とかいいっすから!

男A:うぬ、こんなのはどうだろう。『立ったままウンコできるトイレ』。
   床じゃなくて壁に便器が張り付いてて、ケツ突き出して気張るの。 

男B:んなの誰も使用しないっすよ!
   流すときとか水漏れして大変じゃないっすか!

男A:こんなのはどうだろう。『便器の中から手が出てきてお尻を拭いてくれるトイレ』

男B:怖いですよ!!本当にアンビリバボーで取り上げられそうですよ!
   しかも、そんなの誰が拭きたがるんですか!

男A:ダスキンの人にでも任せておけば。

男B:誰もケツの清掃なんか承諾しないっすよ!!
   もうちょっとまともな案無いんですか?

男A:そうだな、最近の人はよくウォシュレット使うからそれも設置したいよな。

男B:便利ですからね。それは普通でいいんじゃないですか?

男A:バカ野郎。ウォシュレットにもわが社の個性が大事なんだよ。
   だから俺はこんなのを考えた。『自動尻拭き装置“ウォシュレッタ”』

男B:9割パクってる!!個性が出てませんし!
   しかも、自動尻拭き装置てどんなのすか?興味あるんですけど。

男A:それはいずれアンビリバボーで取り上げられるよ。

男B:ダスキンの清掃員すか!!
   ちょっと興味持った自分が情けないっすよ!   

男A:うーん、どうしても我が社のトイレに個性を出したいなぁ。

男B:やっぱりスタンダードなのが一番じゃないっすか?

男A:あ、こんなのどうだろう!トイレのマスコットキャラとか作るの!

男B:もう僕の意見全面否定ですか!!
   しかも、トイレのマスコットとかすげぇ臭そう!!

男A:『やぁ、僕はこのトイレのマスコットキャラ、“トイレくん”だよっ!』

男B:もうちょっと捻ってくださいよ!!
   もう名前聞いただけですげぇ会いたくなくなるような印象じゃないっすか!

男A:うーん、個性を出すのって難しいな。俺、トイレを通して痛感したわ。

男B:トイレでそれを痛感するのが個性的ですが…。

男A:もう、個性に拘ろうとせずに、普通のを作ることに決めたよ!

男B:おぉ、やっと僕の願いが通じましたか!

男A:そこで、いかに普通のトイレを作成するかを考えるために、
   さっき俺の友達を呼び出しておいた。
   きっと、このトイレ作成に当たって物凄い重要な役割を果たしてくれるであろう。

男B:僕では力不足ですか!

(ガチャッ)

男C:あのー、ダスキンの者ですけどー

男A:紹介するよ。
   彼が自動尻拭き装置装置のウォシュレッタ君。

男B:アンビリバボォォォォ!!!












後半戦突入。