No.16 - No.21



愛って・・・?/ターンテーブル

「愛」とは何ですか?
この星に溢れてる
どこに行っても
聞こえる 見える
誰もがすぐに 口走る

軽いものなのですか?
どんなものなのですか?
どうかこの私に 教えてください

「アイ」とは・・・
強いものですか?弱いものですか?
どんな気持ちですか?
目には見えないものですか?
それでも確かに 感じるものですか?
それは何ですか?

「恋」とは何ですか?
この星に満ちている
どこに行っても
出会える 起こる
誰もがすぐに とりつかれる

簡単なものですか?
次々変わるものですか?
どうかこの私に 教えてください

「コイ」とは・・・
丈夫なものですか?脆いものですか?
どんな感情ですか?
形のないものですか?
例えば僕でも 通じるものですか?
それは何ですか?


信じられますか―?

宇宙の果てはどこですか?
そこにも愛はあるのですか?
そこに1人では淋しいですか?
誰かが居ないと 生きていけませんか?
それが「愛」ですか?




そして素敵な空の中/昭和軽薄体

壊れた詩を空に書こう
身体を射す 銀の中で
君と、僕と、ネコとイヌと、
ひどく個人的な憂鬱を唄おう
にが笑う

素敵な絵を見つけたよ
とある公園の浮浪者の描いた夢の絵だ
きたない絵具 くだらない構図 ボロボロ

嫌な顔をしないでおくれよ
今日は君にプレゼントがあるんだ

なんにもない僕だけど
君の声と心と空があればそれが世界さ
たまには子猫 一緒に唄おう 「ラララ〜」

きたなく輝く絵を描こう
あの絵みたくキラキラの世界だけを

爛れた指で空を描こう
僕の心と君の心
思うままに生きてみよう
そして二人は抱き合い空を飛ぶよ
にが笑う

生まれ変わったら 「生まれ変わったら?」
きっと素敵な空の中 「どーゆー意味よ?」
声と心だけさ 「よく分かんない……」
空に響くよ きっと 「ま、いっかー」
うん、いいよ いいんだよ
「アハハー」 アーハッハッハ
それじゃあ、いくよ 「クスクス、うん!」

なんにもない僕だけど
君の声と心と空があればそれが世界さ
たまには子犬 公園の隅で ラララ〜「ラララ〜」

壊れた詩を空に書こう
身体を射す 銀の中で
君と、僕と、ネコとイヌと、
ひどく個人的な憂鬱を唄おう
にが笑う僕らは

崩れた君は酷く笑う
きっと僕も同じ顔さ
君と、僕と、空と夢と、
うつろに漂う素敵な憂鬱が
にが笑う

「生まれ変わったら」
「きっと素敵な夢の中」
「声と心だけでも」
「空に響くよ」 きっと
「きっと」 きっと
「きっと」 きっと




無音/三瓶床屋さん

街明かり 窓を抜けて
色も薄れた 部屋を照らす
大切な 記憶たちで
散らかってる 部屋を照らす

夢を見てたんだ 一人言い聞かす
だけどその夢は やけに美しくて

月が示す 白い道を
今だけ歩ける気がした
その先には 君がいて
優しく笑ってる気がした
淀んだ僕に 無音が響き渡る

満ち足りた 気持ちなんて
いつの日にか 消えると知ってた
それでも 愛したのは
ただそれを 分かりたくなくて

風が運んでる 冬のあの匂い
寒さなどいらない もうここにあるよ

星が照らす 帰り道に
答えが落ちてる気がする
だけどもう 歩けないよ
悲しみだけ拾う気がする
壊れた僕の 心音が響き渡る

二人 空に 託した言葉は
未だ 神に 届いてないだけ
いつか 届く 信じているよ
君は きっと 忘れるだろうけど…

月が示す 白い道を
今だけ歩ける気がした
その先には 君がいて
優しく笑ってる気がした

涙流せば また君が
歌ってくれる気がした
だけどそれは 心撫でて
ただの雫に変わっていた

淀んだ僕に 無音が響き渡る
僕の全てを 無音が包んでいく…




ノスタルジア/Ye−S

駅前の交番 バス停横の酒屋
久しぶりにこの街の景色を見てる
1人でもたれてた 公園の金網
のぞき込めば今でもあの影が見える
昔とあまり 変わらないこの街に
郷愁にふけて ふとため息をつく
そんなにいい事なんて無かったはずなのに
なぜにまたこの街へ来てしまったんだろう?

嫌いだった教室も 待ちわびていた放課後も
今思えば懐かしい思い出・・・
決して納得していない 別に満たされてなんかもない
なのになぜに この街は優しい・・・?


夢がかなうなら 昔に戻りたいよ
誰かに言わせてみれば「今さら・・・」なんでしょう
何言っても無駄だけど やっぱりそう思いながら
路地裏を駆ける子供の姿を見てる
学校のチャイムの音も聞こえる
ふと頭の中は タイムスリップしてる
「かたや隣の席の アイツは今もどこかで
あの頃のように笑いながら生きてるんだろうか?」

駆け走った通学路も つまずいて転んだ階段も
この胸から消えない道のり・・・
傷はいまでも消えてない 心の中には残ってる
でもこの街は それさえ癒して・・・

あの頃には戻れないけれど もう1度この場所へ


ふと目線を上げると この街を見下ろす山が見えてるよ
緑がきれいだよ
あの山の上に登って 叫ぶのが夢だった
今ならそこに登って何をするだろうか・・・


嫌いだった教室も 待ちわびていた放課後も
今思えば懐かしい思い出・・・
決して納得していない 別に満たされてなんかもない
なのになぜに この街は優しい・・・?

駆け走った通学路も つまずいて転んだ階段も
この胸から消えない道のり・・・
傷はいまでも消えてない 心の中には残ってる
でもこの街は それさえ癒して・・・


あの頃には戻れないけれど もう1度この場所へ・・・・・




潮騒を聞きながら/AIR-OUT

消えてゆく日々に さよならを告げた
思い出も全て 置き去りにした
僕も知らない道を さまよっていた
気付けば海に 辿り着いてた

ただ風の流れを この身で感じた
どこか懐かしい

僕は今歩き続けてる
君のことを忘れようと誓って
見栄を張って結局思い出す
人間ってこんな生き物なのかな?

いざという時にとてもかっこ悪い


海を見つめてた 時々目を閉じた
潮騒の音が なぜか悲しい
もしもこの海が 君の涙なら
僕はどれだけ 君を泣かせた?

もう戻れなくて でも謝りたくて
ホント無責任だ

僕は今涙を流してる
自分の罪に今頃気付いて
見栄を張って結局後悔する
人間ってこんな生き物だったんだ

行き止まる時がとても弱っちい


僕の涙と君の涙が 混ざり合ってきたよ
届くかな君に 僕の悲しみも
二人の不安かかえて 旅に出る
これでいいんだろうな
ごめん やっぱ君を忘れることはできないな
ホント無責任だね でも良いんだよね
いつか会えると信じて


僕は今歩き続けてる
自分のわがまま叶えるために
見栄を張って結局後悔して
ホント笑っちゃうね

僕は今歩き続けてる
自分の罪を償うために
そしてお互い成長して
また会えると良いな…


人間ってこんな生き物なのかな?

とてもかっこ悪くてとても弱っちい
でも歩く先には光があると信じてる




ジュブナイル/青春スパゲッティ部隊

思いの破片を繋ぎ合わせて
光を生み出したのならば
時代の破片を繋いだ後に
出来るのは闇か
青い日常に流れる紅
悲劇の始まりは僕の弱さ

思い詰めすぎて僕は終わる
光は僕を照らさなかった
時代のせいに出来るのなら
笑うのは楽さ
白い命に突き刺さる黒
願いと祈りは砕け散る

夢に続く道の前で全て閉じた
僕は何も出来ずに泡になった
揺れて燃える情熱こそ
とうの昔に消えていたのだが

抜け殻だけで此処までこれた
干涸らびたまま砂に帰るだけ
願いを空に唱えること
光を下さいと叫ぶこと
時代の淀みを流すこと
全部することも出来ないんだね

淡い日常に滴る涙
虹の色なんて今必要ないさ

夢に続く道の前で全て閉じた
生まれ変わることが出来ても
歪み淀むこの世界なんて
泣きつかれても降り立たないさ

夢の続き描くことで何か変われば
僕はじたばたともがくだろう
揺れて燃える情熱よ・・・

また何処かで逢えたら宿っておくれ
光る世界生み出すために








企画トップ


大会運営 : 静寂死...................
大会運営サイト : TEXTNAIRE